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2020年6月10日(水)

コロナ対応 7割公的病院

再編統合検討対象も72病院

厚労省が答弁

 厚生労働省の吉田学医政局長は9日の衆院厚生労働委員会で、厚労省が昨年9月再編統合の検討を迫った全国424の公立・公的病院のうち、把握できているだけで72病院が新型コロナウイルス患者の入院受け入れをしていることを明らかにしました。立憲民主党の岡本充功議員への答弁。

 吉田氏は、424病院中、新型コロナ対策として設置した医療機関の状況把握システム(ジーミス)に登録した388病院について説明。「これまで1人以上、コロナ患者を入院させた医療機関は72病院だ」と述べました。

 さらに、同システムに登録している病院(6922病院)のうち、コロナ患者を受け入れた病院は922あり、そのうち637が公立・公的病院であることも明らかにしました。

 また、吉田氏は、第2次補正予算案に盛り込まれた医療・介護従事者への慰労金の対象者について、「雇用形態で線を引くのではなく、業務の内容に着目して整理する方向で詰めたい」と述べました。


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