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2020年5月27日(水)

民宿・民泊業に支援を

沖縄 玉城ノブコ氏ら県に要請

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(写真)渡久地部長(中央)に要請書を渡す(右へ)玉城、浦崎、ニシメの各氏ら=26日、那覇市

 日本共産党の玉城ノブコ沖縄県議予定候補(糸満市区)は26日、新型コロナウイルスの影響で危機的な経営状況にある民宿・民泊業者と県庁を訪れ、県独自の早急な支援策を求めました。渡久地一浩・県文化観光スポーツ部長は「検討していきたい」と答えました。同党のニシメ純恵県議(浦添市区)と浦崎暁糸満市議も同席しました。

 糸満市で修学旅行生を受け入れる民泊を営む女性(59)は「春の修学旅行はすべてキャンセルになった。秋の修学旅行もどうなるか見えない」と訴えました。

 同市内で民宿を営む男性(48)も「すでに稼ぎどきが全滅です。夏休みも短縮で来客も見込めない。(修学旅行生の受け入れを)再開したときに『またやりましょう』という人が減ってしまうことが危惧される。県全体で修学旅行生を受け入れられなくなる」と、危機感をあらわにしました。

 民泊、民宿を営む両氏は、子どもたちの県内の学習機会を広げるためにも県外に出ない修学旅行の検討も要請。渡久地部長は「いいアイデアだと思います」と語りました。

 玉城予定候補は、現地調査や生活相談で明らかになっている県民の厳しい生活・経営状況を強調。「窮地に追い込まれ、もう生きていけないとなる前に、早め早めに対策を打ってほしい」と求めました。


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