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2020年5月9日(土)

「命守って」

ホワイトハウス前 看護師がデモ

 【ワシントン=遠藤誠二】全米最大の看護師労組「全国看護師組合」(NNU、組合員約15万人)は7日、首都ワシントンのホワイトハウス前で、新型コロナウイルス感染拡大の中、4月21日に続き2回目となる要求行動に取り組みました。

 参加者は、新型コロナに対応する医療活動を通じて命を落とした看護師の数と同じ88足の靴をホワイトハウス前のラファイエット広場に並べました。

 連邦議会では現在、新型コロナ対策の新たな法案(第5弾)が議論されています。看護師は同法案について、感染者の治療にあたる前線で働く医療労働者の命と健康を守るものとなるよう求めています。

 NNUは、医療現場ではいまだに、十分な個人用防護具(PPE)が用意されていないと指摘。トランプ政権に対し、「国防生産法」を通じて国内の企業にPPEの生産を命じるよう強く要求しています。


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