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2020年5月4日(月)

工法変更も発生続く

東京 外環道工事の酸欠気泡

山添議員が事業中止要求

 東京外環道(東京都練馬区~世田谷区間)の地下トンネル掘進工事が行われている調布市内の河川から酸欠気泡が発生している問題で、国土交通省が2018年にトンネル工事で気泡が発生したのを受けて工法を変えたにもかかわらず、気泡の発生が今も続いていることが明らかになりました。

 日本共産党の山添拓参院議員が文書で国交省に行った問い合わせで分かったもの。山添氏は、外環道トンネル建設が「大深度地下を利用するので、地上に影響は生じない」としてきたことの誤りを指摘し、住宅地での気泡発生も予見できるとして、事業中止を求めました。

 気泡は3月7日以降発生しているもので、酸素濃度は最低7・2%と、通常の地表近くの大気中の濃度(約21%)に比べ低い値です。気泡は18年5月には世田谷区、昨年8月には練馬区の河川でも生じています。

 山添氏は、▽気体や水質の調査結果公表に1カ月以上要した理由▽住民や自治体にどのように説明したか―などについても質問。また、新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急事態宣言と外出自粛要請が出ている下で、外環道事業での対応を問いました。

 同省は「(受注者から)希望がある場合には…(工事の)一時中止を行う」「工事を継続する場合には…注意喚起」と無責任な姿勢を示しました。


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