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2020年4月21日(火)

WHO推奨の消毒剤 有効

独大学 30秒でウイルス不活性化

 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスに対する消毒剤としてエタノールやグリセリンなどを混ぜたものと、イソプロパノールやグリセリンなどを混ぜたものの2種類を勧めています。ドイツのルール大学はこのほど、細胞培養した新型コロナウイルスを使った実験で二つの消毒剤がどちらも有効であることを確認したと発表しました。

 同大学などの国際研究グループは、WHOが勧める二つの消毒剤に30秒間細胞培養した新型コロナウイルスをさらした後のウイルスの活性を調べました。その結果、どちらの消毒剤も新型コロナウイルスを不活性化できることを確認したとしています。さらに、エタノールやプロパノール単独でも新型コロナウイルスを不活性化できることもわかったといいます。

 研究結果は、米疾病予防管理センター(CDC)が発行する医学誌『エマージング・インフェクシャス・ディジージズ』(13日付)に掲載されました。


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