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2020年4月16日(木)

実勢価格合う制度に

歯科金属高騰に田村貴昭氏

 日本共産党の田村貴昭議員は6日の衆院決算委員会で、歯科治療に使われる金属材料・金銀パラジウム合金の実勢価格が高騰し、保険償還価格を上回る「逆ザヤ」を解消する制度の見直しを求めました。

 厚労省は、4、10月の随時改定に加え、1、7月にも15%の価格変動があれば保険償還価格を改定するとしています。

 田村氏は、4月の診療報酬改定後も、保険償還価格は購入価格よりも30グラムあたり約2万8千円も低く、「逆ザヤの解消には至っていない」と指摘しました。

 厚労省の濵谷浩樹保険局長は、「市場価格の変動は誰にも分らない」と述べ、制度の限界を認めました。

 田村氏は、実勢価格に対応した制度とするよう要求しました。


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