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2020年4月5日(日)

コロナ口実 改憲案提示許さない

憲法生きる政治今こそ 憲法会議が総会

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(写真)安倍改憲阻止への運動方針を確認した憲法会議総会=4日、東京都千代田区

 憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は4日、東京都内で全国総会を開きました。新型コロナウイルス問題で国民の命と生活を守るたたかいに全力をあげるとともに、改憲案提示を許さず、「安倍9条改憲NO!改憲発議に反対する全国緊急署名」を広げ、安倍改憲に終止符を打とうと呼びかけました。

 高橋信一事務局長は、安倍政権が新型コロナ問題に乗じて緊急事態条項の創設などを含めて改憲論議・改憲案提示をねらっていると指摘。青森と愛媛の県議会では、改憲論議の推進を求める意見書が自民党主導で採択されたと述べ、「安倍政権は改憲策動を着々と進めている。市民と野党の共同を強化し、改憲反対の世論で政権を包囲しよう」と呼びかけました。

 今国会会期末の6月17日までがたたかいの正念場だと強調。コロナ対策を求めつつ、憲法審査会での自民党改憲案の提示や改憲発議を許さず、「桜を見る会」私物化やカジノ疑惑などの追及と一体に安倍改憲を許さないたたかいを提起しました。

 参加者から「この間、安倍9条改憲NO!3000万人署名に草の根で取り組み、2000万人署名時を上回る184万人から集めた。改憲発議反対緊急署名にも全力で取り組む」(大阪)などの決意が語られました。

 日本共産党の山添拓参院議員が来賓あいさつし「新型コロナで経済や国民生活が大打撃を受けており、いま必要なのは改憲ではない。国民に寄り添った、憲法が生きる政治がいまこそ求められている。力を合わせましょう」と述べました。


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