日本共産党

2003年6月7日(土)「しんぶん赤旗」

国立大学法人法案廃案を

教育法学会有志77氏が声明


 成嶋隆・新潟大学教授ら、日本教育法学会の会員有志七十七人は六日、国立大学法人法案の廃案を訴える声明を発表しました。

 声明は、同法案が日本国憲法二三条の学問の自由や教育基本法に違反するものだと指摘。とりわけ、国が国立大学の組織改廃権限と財政配分権限をもつことで大学の教育研究をコントロールできる点について、教育基本法一〇条にうたう「教育行政」の「必要な諸条件の整備確立」義務からの明白な逸脱だと厳しく批判しています。

 声明には、尾山宏(弁護士)、永井憲一(法政大学名誉教授)、浪本勝年(立正大学教授)、平原春好(神戸大学名誉教授)、星野安三郎(東京学芸大学・立正大学名誉教授)、堀尾輝久(東京大学名誉教授)、室井力(名古屋大学名誉教授)らが賛同しています。


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