2003年3月25日(火)「しんぶん赤旗」
著名人417氏が24日、発表した連名アピール「イラク攻撃容認、憲法と人権否定の石原都政の継続は望みません。私たちは、支持政党、思想・信条の違いをこえて、都政転換に挑む若林義春さんに期待します」は、次のとおりです。
東京の石原知事の発言について、不安と憤りがつのります。
石原知事は、都議会の公式の場で、アメリカのイラク攻撃を「容認」し、イラクの「淘汰(とうた)」を「間違った戦略とは思わない」とまで発言しました。戦争に反対し、平和解決への道を真剣に探求してきた世界の圧倒的多数の国々と世論に背く暴言だといわなければなりません。
憲法についても、千二百万都民を代表する公職の立場であるにもかかわらず、「私はあの憲法を認めません」と言い放って恥じません。石原都知事が、障害者や在日外国人、女性などにたいし人権を踏みにじる発言をくり返し、それを改めようとしないのも、そうした憲法否定と同根です。
こんな発言を放置していては、東京だけでなく、日本の将来をとんでもない方向においやりかねません。都政の光がもっともあてられるべき福祉や教育の冷酷な切り捨てがおこなわれていることへの批判も強まっています。平和と憲法、人権とくらしを大切にする人たちが、いまこそ声をあげ、力を合わせる時だと思います。
目前にせまった東京都知事選挙は、この点できわめて大きな意味合いをもつ選挙になっています。
いま、石原都知事の悪政にたちむかい、都政の革新的転換をかかげて、若林義春さんが、日本共産党の公認として立候補を表明しています。私たちは、日本共産党にたいする想(おも)いは、様々ですが、この党が、石原都政に終始一貫、対決してきたことを知っています。若林さんは、東京の党の責任者として、その先頭にたってきました。
私たちは、石原都知事の異常な発言に憂いを同じくするものとして、政党支持や思想・信条の違いをこえて、そうした若林さんの活躍に心から期待を寄せるものです。