日本共産党

2003年3月19日(水)「しんぶん赤旗」

新たに987人を合葬

第56回 無名戦士合葬追悼会


 第五十六回の「解放運動無名戦士合葬追悼会」(主催・同実行委員会)が十八日午後、東京都新宿区の日本青年館で開かれ、全国から遺族ら約千四百人が参列しました。

 今回は新たに九百八十七人が合葬され、総数は二万九千八百二十二人となりました。

 主催者を代表して日本国民救援会の山田善二郎会長が「大義なき戦争と国民の生活破壊をすすめる小泉連立内閣に抗し、自由と平和、社会進歩のために力強くすすんでいきます」とあいさつ。

 壇上に飾られた合葬者の遺影を前に、日本共産党の畑野君枝参院議員、全国労働組合総連合事務局次長の国分武さん、新日本婦人の会副会長の高田公子さんが追悼の辞をのべました。畑野参院議員は、「みなさんは、国民が主人公となる社会をめざし、平和と民主主義、国民生活の豊かな発展に力を尽くされました。アメリカがついにイラクへの武力攻撃を宣言。私たちは国連憲章にそい査察の継続・強化によってイラク問題を平和的に解決することをもとめ、アメリカの戦争と日本政府の協力に反対する運動を発展させます」と決意を語りました。

 俳優・演劇運動に生涯を捧げた伊藤重信さんの妻・朝子さんと、兵庫県尼崎市の新婦人の活動などで活躍した藤本瑛子さんの夫・護さんが、遺族を代表してあいさつしました。

 参列者は式典後、港区の青山霊園内の解放運動無名戦士墓まで葬送行進。合葬者氏名などを記した二十八枚のプレートを納めて献花しました。


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