日本共産党

2003年2月6日(木)「しんぶん赤旗」

関空二期工事受注企業から

大阪の府・市議にも

本紙調べ 12人に386万円


表

 関西国際空港の地元、大阪の府議はじめ地方議員ら十二人も、関空二期工事の受注企業から計三百八十六万円の献金を受け取っていたことが本紙の調べでわかりました。

 大阪府選管が公表した一九九八年から二〇〇一年までの四年分の政治資金収支報告書で調べたもの。これによると、鴻池組、五洋建設、奥村組など、おもな関空二期工事受注企業から資金管理団体やみずからが支部長を務める政党支部で献金を受け取っていたのは、自民党府議三人、同大阪市議四人など計十二人(元職含む)。自由都市堺クラブ、民主党の府議各一人も含まれています。

 自民党大阪府連(会長・柳本卓治衆院議員)は、二〇〇〇年十一月の大会で「二〇〇六年には現在の処理能力を超える空港需要が発生します…二期事業の整備を推進いたします」などの政策活動方針を決めています。

 府連自身も九九年に浅沼組から百万円の献金がありますが、府連総務会長の太田勝義大阪市議は大旺建設から三十六万円、同党紀委員長の永井博大阪市議は大成建設から二十四万円の献金を受け取っていました。


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