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2020年3月28日(土)

音楽文化の危機知ってほしい

ミュージシャンと吉良議員懇談

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(写真)懇談するワタナベマモルさんと吉良参院議員

 新型コロナウイルスの影響で、コンサートやイベントの中止、延期が相次ぐ中、日本共産党の吉良よし子参院議員は27日、国会内でロックミュージシャンのワタナベマモルさんと懇談しました。

 全国各地のライブハウスで演奏して音楽を生業(なりわい)にしているワタナベさんは関係者の窮状や、音楽文化の危機を知ってほしいと懇談を申し込みました。

 東京都内に住むワタナベさんは、小池百合子東京都知事が「ライブハウスに自粛要請を個別にする」と会見(25日)で言及したことに不安を抱いています。「ライブハウスの経営者やミュージシャンたちは萎縮してしまう。突然のやり方でひどい」と憤ります。

 当事者の生活実態や、数カ月、1年先の生活を考えていない政府・東京都へ不信感を持つワタナベさん。

 吉良議員は、この間、ライブハウス関係者のみなさんの声を聞き、「ライブ、音楽文化をとだえさせないよう」国会で取り上げたことを紹介。「自粛を一方的に求めるのではなく、感染防止対策として損失補てんすべき」と強調しました。


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