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2020年3月8日(日)

「公園での外遊び 推奨されるべき」

一律休校問題 神戸市教委が表明

共産党議員に市議会で答弁

 学校の一律休校に伴い子どもの外遊びの自粛が要請され、自宅などで過ごす子どもたちのストレス増大が問題になる中で6日、神戸市議会では市教育委員会が、公園での外遊びは奨励されるべきだと表明しました。

 日本共産党の松本則子市議の質疑に答えたもの。松本市議は、ある小学校で“生徒が公園で遊んでいる”と住民から連絡があり、学校が外遊びについて注意を呼びかける通知を保護者に出していることを指摘しました。

 これについて教育次長は「狭い所で、しかも気密性の(高い)所で長時間居続けることが一番のハイリスク」「当然、友だちとの濃厚接触は避けるべきだが、公園で遊ぶことはむしろ推奨されるべきこと。整理をして、必要に応じて学校側に周知したい」と答えました。

 市教委は一律休校の当初、子どもの外出を極力避けるよう保護者に求めていました。

 松本市議はまた、虐待などさまざまな困難を持つ子どもの状況を把握し支援するために家庭訪問をするよう要求。教育次長は「当然、学校側としても把握しておく必要がある。情報整理をして、必要なら各学校へ連絡、通知を出す」としました。


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