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2020年2月28日(金)

野党は政権構想示して

市民連合が政治講演会

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(写真)野党は未来に希望が持てる政権構想をと語る山口氏=26日、東京都千代田区

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は26日、東京都千代田区で「通常国会での野党の取り組みの意義 来る総選挙に向けて」と題する政治講演会を行いました。

 講演した呼びかけ人の山口二郎・法政大学教授は、「桜を見る会」疑惑や検事長の定年延長などをあげ、「安倍政治は法の支配を崩壊させている」と指摘。「疑惑を晴らせない政府は、他の問題もまともに対処できない」と語りました。

 昨年の参院選では改憲勢力を3分の2割れに追い込む一方で、投票率が5割を切ったと指摘。「国民にあきらめさせるのが自民党の戦略です。政治が変われば希望が持てると伝えていかないといけない」と述べました。

 ここ数年、共産党を含む野党共闘が日常の風景となったと語り、「もはや文句を言う人は誰もいません。不一致点などを明確にし、野党は衆院選へ向けた政権構想を発信する必要性があります」と強調しました。

 野党が政権構想を示し候補者調整を行うことは大仕事になるが、「腐敗しきっている安倍政権を終わらせるためにやるしかありません。市民連合もそのための活動をしていきます」と話しました。


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