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2020年2月23日(日)

気候変動 若者の声国会へ

長野 白馬村の高校生と懇談

藤野・武田氏

 日本共産党の藤野保史衆院議員と武田良介参院議員は22日、「気候非常事態宣言」を昨年12月に発した長野県白馬村(下川正剛村長)を訪ね、気候変動対策の運動に取り組む高校生と懇談しました。加藤亮輔村議、今井誠北陸信越ブロック事務所長らが同行しました。

 一行と懇談した白馬高校2年の2人は、白馬村に約120人が集まった昨年9月の気候変動抑止を訴えるマーチの開催に尽力。12月には下川村長に「気候非常事態宣言」を行うよう要望し、実現につなげました。

 レジ袋を使用しないなど、身近な対策を友人に話すという女子高校生は「運動に参加する高校生がまだ少ないので、バザーを開いて若い参加者を増やしている」と語りました。男子高校生は、国に対して「気候変動の問題を堅苦しく考える人が多い。分かりやすく楽しく理解を深める取り組みを広げてほしい」と話しました。

 藤野氏は、政治がすべきこととして「G7で石炭火力にこだわる国は日本だけ。石炭火力から手を引き、省エネの推進を急がなければいけない」と強調。皆さんの声を国会に届けると約束し、高校生を激励しました。

 一行は白馬村役場で横山秋一副村長、スキー場を運営する白馬観光開発の役員と懇談。気候変動への独自の取り組みや国への要望などを聞きました。


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