2020年2月21日(金)
住民に寄り添う対応を
感染者受け入れ病院で藤野氏
衆院予算委
日本共産党の藤野保史議員は20日の衆院予算委員会で、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス感染者を愛知県岡崎市の病院が受け入れたことについて、敬意を表するとともに、不安を抱かざるを得ない地域住民によりそった対応を求めました。
同市の藤田医科大学岡崎医療センターには19日未明に、ダイヤモンド・プリンセスの感染者32人が到着しましたが、そのうち4人が県内の医療機関に救急搬送されています。
藤野氏は18日夜に行われた住民説明会で、厚生労働省の担当者から「ゴジラのような大きなせきでもない限り、感染しない」という発言があり、住民から怒りの声が上がっていることを紹介。「市民の不安に寄り添って対応すべきではないか」と提起しました。
加藤勝信厚労相は、住民説明会での担当者の発言は「まったくそぐわない発言だった」と述べ、「地域住民の理解を得るべく努力していきたい」と語りました。