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2020年2月20日(木)

米軍機訓練 全面中止を

党沖縄県委 部品落下 防衛局に抗議

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(写真)申し入れ書を沖縄防衛局の山田管理部次長に手渡す(左から)しまぶく、たまき、セナガの各氏ら=19日、沖縄県嘉手納町

 米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)で訓練中の米海軍FA18戦闘攻撃機の部品が落下した事故(12日)を受け、日本共産党沖縄県委員会は19日、沖縄防衛局(嘉手納町)で抗議し、米軍機の訓練の全面中止などを要請しました。

 事故機は米軍岩国基地(山口県岩国市)配備のもので、米軍の全外来機の飛来禁止も要求しました。

 セナガ美佐雄党県議が、昼夜を問わず米軍機が上空を飛び回る現状を非難。応対した同防衛局の山田力・管理部次長は「(米軍機の訓練は)日米安保条約の目的達成のため」「安全確保はもとより、住民の方々の生活への最大限の配慮が大前提」と、従来の説明を繰り返すだけでした。

 セナガ氏は、再発防止を米軍に申し入れるだけでは事故は減らないと反論。しまぶく恵祐党県議予定候補は「あってはならないことが起こってしまっている。米軍に強く抗議を」と迫りました。要請には、たまき武光党県議らも参加しました。

 提出した申し入れ文書では、▽事故原因の徹底究明と調査結果の速やかな公表▽事件・事故発生時の通報手順の順守を米軍に徹底させること▽日米地位協定の抜本的改定―なども求めています。


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