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2020年2月13日(木)

党大会決定を、2月中に最後の一人まで届け切ろう

学習教育局長 山谷富士雄

 各地の党大会報告では、代議員が大会の感動と息吹を熱く語り、全党に新しい活力が生まれています。そして、「今度こそ綱領で党をつくる」など、党活動と党づくりの新たな発展への決意を呼び起こしています。

 党大会から1カ月というこの時期に、あらゆる党活動の土台である党大会決定の徹底を、とことんやりぬくことが大切です。

文書の全党員届けは、最優先の大前提

 読了運動の大前提となるのが、党大会決定を掲載した文書を全党員に届け切ることです。ご無沙汰している党員を訪問し、心を通わせ、近況も聞き、一人ひとりの条件に応じて読了を援助することなど、最後の一人まで届け切っていくことです。大会議案の時は、8割近い党員に届けて、どこでも喜ばれ、「あなたが援助してくれるなら」とそのお宅で読了会を開くなどの経験が広がりました。全党員訪問に努力してきた支部からは、「一人ひとりへの訪問や声かけを常日ごろからやっておくべきだった」と反省をこめた教訓が語られました。

 党の決定は、本来、「赤旗」日刊紙を通じて全党員に徹底するものです。日刊紙を購読している党員は文書を持っているわけですから、「未届け党員」ではありません。その人たちには、読了すべき5文献を伝え、読了してもらうことを約束し、支部がすすめる読了会、DVD視聴会に参加してもらうよう働きかけてください。

 この仕事は、党機関や支部指導部がその気になって手だてをつくすなら、かならずやりきれる課題です。すべての党員に届け切るために、機関役員や地方議員、支部長・グループ責任者のみなさんが最優先で、同志愛を発揮した特段の努力を呼びかけるものです。

パンフレットの普及を特別に重視

 あわせて、大会決定パンフレット(1部570円)の普及と活用を訴えます。パンフレットには、党大会への開会あいさつ、閉会あいさつ、第一決議についての小池晃書記局長の報告と結語、第二決議についての山下芳生副委員長の報告と結語など、党大会決定がすべて掲載されています。また、綱領本文には初めての人にも読みやすくするため、漢字にルビを入れたものにしました。パンフレットの効能は抜群で、いつもパンフレットを活用している支部の方に話を伺うと、支部で読み合わせをするときに「つぎは〇ページの〇段目からです」と言えば、迷うことなく同じページをめくって学ぶことができるということです。未購読党員に抜き刷りを届けるさいにも、パンフレットを持参し、購読と読了をよびかけましょう。

 改定綱領と大会決議は、党の進路をさし示す羅針盤であり、党創立100周年まで、くりかえし立ち返り、学ぶ文献ですから、思い切ってパンフレットを全党員分購入し、みんなが身近において活用しましょう。


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