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2020年2月2日(日)

政治にジェンダー視点を

朝まで生テレビ 高橋議員が出演

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は1日、テレビ朝日の「朝まで生テレビ!」に出演し、「ド~する?! 男女格差」をテーマに与野党の女性国会議員らと議論しました。

 「男女格差をどうやって解消するか」のキーワードを問われ、高橋氏は「政治にジェンダーの視点を」とフリップに書きました。

 高橋氏は、153カ国中121位と過去最低を更新した日本のジェンダーギャップ指数の中でも、最も低いのが政治分野だと指摘しました。子どもが1歳のときに初めて立候補し、「ちっちゃい子どもを置いてかわいそう」と言われたエピソードを紹介し「男性が同じ1歳の子どもがいて選挙に出ても誰も言わない。パパもママもさみしいのは一緒のはず」と発言。女性が出にくい背景にある社会の意識や経済格差、家事育児など、「すべてに(ジェンダーの)視点を持ち、疑問を呈していかないといけない」と語りました。

 日本の働き方が話題になり、高橋氏は「過労死ラインを平気で超えるような働き方は労働基準法でしっかり規制しなくてはいけない」と強調。女性の非正規雇用、賃金格差固定化の解消を訴えました。

 選択的夫婦別姓について、自民党は「法改正に踏み込めるかは世論を見ていく必要がある」などと実現に後ろ向きな姿勢を示しました。高橋氏や立憲民主党、国民民主党などの野党議員らは、夫婦同姓を強制するのは世界でも日本だけだとして、選択的夫婦別姓の実現を主張。公明党も選択的夫婦別姓に賛成を表明しました。


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