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2020年1月27日(月)

社会保障と憲法守る

小池氏あいさつ 保団連が定期大会

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(写真)新役員を代表して、あいさつする住江会長(中央)=26日、東京都千代田区

 全国の開業医などでつくる全国保険医団体連合会(保団連)は25、26の両日、東京都内で第49回定期大会を開きました。安倍政権による介護、医療の改悪を許さず、医療崩壊を食い止めるとともに、社会保障と憲法を守る運動を進めていく方針を採択しました。

 討論では、病床削減を狙う公立・公的病院の再編統合リスト公表に対し、「再編統合で医療の受けられない地域ができれば、その地域は崩壊する」「開業医にも影響が出る」として、断固反対する必要性などが議論されました。

 住江憲勇会長は、討論のまとめで「大企業・富裕層の利益を最大化しようと、社会保障切り捨てを続ける安倍政権を終えんに追い込む立場で決意が語られた」とのべ、医療、介護の改悪を許さない運動を広げようと呼びかけました。

 医療・社会保障の充実を求める決議を採択。住江会長(再任)ら新役員の選出が行われました。

 日本共産党の小池晃書記局長・参院議員、衆院会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」の小川淳也衆院議員が来賓あいさつしました。

 小池氏は、後期高齢者の窓口負担引き上げなどの改悪を批判。後期高齢者の受診率が75歳未満と比べ外来で2・4倍、入院で6・2倍になっていることについて「高齢になれば病気が増えるのは当然。それだけ受診率が違う時に、現役世代との公平を口実に負担率を引き上げれば逆に不公平になる。社会保障の大原則に反するやり方だ」とのべ、改悪阻止へ野党共闘を強めていく決意を訴えました。


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