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2020年1月24日(金)

桜を見る会新資料、国会提出

開門前に大量の入園

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 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に関し内閣府は23日、2013年~19年の参加者数の根拠を示す資料を初めて国会に明らかにしました。野党議員の求めに応じて参院予算委員会理事懇談会に出されたもの。同資料には、一般の招待者を「桜を見る会」の開門前に大量入園させていた実態が記されていました。

 内閣府が提出した新資料は、「桜を見る会」の会場である新宿御苑への開催日の入園者数を記録したもの。「桜を見る会」の開門および受付時間は午前8時30分とされていますが、新資料では午前8時前から入園者を記録しています。

 それによると、午前8時前に入園した一般の招待者は、13年は空欄、14年は2人ですが、15年以降に急増。15年は823人、16年1533人、17年669人、18年1859人、19年1842人となっていました。

 「桜を見る会」をめぐっては、安倍首相の地元後援会員が開門前に入園して、安倍首相夫妻と記念撮影をするなど、特別扱いされていたことが指摘されています。新資料は、安倍首相の後援会員がこうした特別扱いを受けていたことを裏付けています。


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