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2020年1月19日(日)

被爆75周年 核なき世界の起点に

世界大会NY成功を

長崎連絡会結成のつどい

 ニューヨークで4月24日から26日にかけて開かれる原水爆禁止世界大会を成功させようと18日、長崎市内で「長崎連絡会結成のつどい」が開かれ、110人が参加しました。


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(写真)主催者あいさつする川野浩一さん=18日、長崎市内

 呼びかけ人のひとり、原水爆禁止日本国民会議の川野浩一議長は主催者あいさつで、「原爆投下から75年。これまでそれぞれの立場であのような歴史を繰り返すなとたたかってきました。各国と国連は、核兵器廃絶と気候変動の危機のために努力しなければならない。長崎は団結して、世界にその声を発信していきましょう」と語りました。

 核兵器廃絶地球市民集会ナガサキの朝長万左男実行委員長が「被爆75周年を核なき世界の新たな起点にしよう」と題して基調報告しました。

 核軍縮の流れに逆行する情勢を語り、50年目を迎える核不拡散条約(NPT)再検討会議で、核保有国が同条約第6条の順守を無視していると批判。日本が核兵器禁止条約に参加していないことを指摘し、「参加させることが課題だ」と語りました。

 カトリック長崎大司教区司祭の山内清海さんが、昨年11月に来日したローマ教皇のメッセージに込められた核兵器廃絶への思いについて講演しました。教皇が「核兵器は人類の倫理に反する」、「ヒューマニズムを基礎に、人間として尊重することが平和の基礎だ」と強調したことを紹介しました。

 世界大会に参加するナガサキ・ユース代表団(長崎の若者)、被爆二世の会の代表、うたごえ協議会の代表らが決意を語りました。


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