しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年1月15日(水)

第28回大会 共闘する野党・会派などからあいさつ

ゲスト 中村喜四郎さん

総選挙勝利 共産党の力必要

写真

 特別ゲストとの紹介をいただきました。実は、社会保障を立て直す国民会議の広田一衆院議員は、高知県知事選(候補)の松本(顕治)さんの応援のために一緒にたたかった同志でありますが、行けないから代わりによろしくとみなさんに伝えてほしいといわれました。

 私は国会議員を、のべ40年間、やらせてもらい、共産党とは14回選挙でたたかってまいりました。

 私は、共産党とはかけ離れた立場の者でありますから、まったく違う話をしようと壇上で考えています。

 共産党に対して外交だとか防衛だとか“何言ってんだ”と突き上げられるようなことを言うのも、多様性を認めた共産党に対する私の立場かなと思うのでお許しをいただきたいと思います。

 私たち、長年、自民党にいた人間からみると、アメリカの核の傘に入っていれば、もう絶対大丈夫だと思っているわけですけれども、それが、だんだん通らなくなっている。

 トランプ政権は昨年12月にイラクの米大使館が襲撃されたとき、「戦争を求めない」と言ったが、ソレイマニ革命防衛隊司令官を襲撃して殺害した。トランプ政権は何を根拠にしているのか言うことがくるくるかわる。どの問題でも外交や防衛をぼかそうとしている。

 今のアメリカに寄り添っていくことで日本の安全が担保できるのか、根本が問われる状況になっています。

 野党が政権をとる以上、外交や防衛など国民が心配している問題に答えられるのか、「野党のほうがやるよね」「野党のほうがいいよね」と言われるような野党に変わっていくことが今回の第28回大会だということです。

 次の総選挙の小選挙区で100取らなければならない。そのためには日本共産党の力が必要です。

 日本共産党の力を借りて小選挙区で勝つ。そのためには東京都知事選挙をみんなでたたかい、志位さんのめざしている「オール野党」で勝ち抜く。みなさんと一緒に、私は違った立場ですが、がんばっていきたい。


pageup