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2020年1月15日(水)

第28回大会 共闘する野党・会派などからあいさつ

国民民主党幹事長 平野博文さん

三つの柱は日本変える指針

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 あけましておめでとうございます。28回共産党大会にお招きいただきまして、喜んで党を代表して参加しました。私が共産党大会に出るのかと、ドキドキハラハラしながら緊張感を持って、昔の国会答弁より緊張しているところです。

 昨年は、統一自治体選挙から参院選挙もございました。その時に小池晃書記局長と野党統一候補の態勢をどうするか、このことでご指導を得てきました。それが実現し、一定の成果が生まれました。

 加えて昨年末には、これまた極め付きでありました。玉木(雄一郎)代表と一緒に志位和夫委員長と初めて食事をしました。その時に私は感動しました。まさか志位委員長からこういう言葉が出るとは思っていませんでした。その中で言われた言葉が三つありました。目からうろこ、涙が出ましたよ。改めてご紹介します。

 一つは、安倍さんの政治は立憲主義を崩壊させているではないか。二つ目は、いろんな意味で格差が起こっている、これを解消しないと国民のためにならない。三つ目は、これだけ時代が大きく変わる中で多様性を認めよう、このことでありました。なるほどと。この三つの大きな柱は、日本の国を変えていくための大きな指針になるのではないかと、私自身も感じたしだいです。

 野党間で違いを言い合うよりも違いを認め合っていかに大きな固まりをつくり、安倍政権を倒していくために、どう向き合うかが一番大事ではありませんか。私の今日までの育ちから見たら遠い存在だった共産党のみなさんとこんなに身近に向き合うことは、私の生涯なかったんですが、みなさんと連携しながら「安倍1強」の長期政権の課題を国民のために直そうではありませんか。

 20日から国会が開かれます。国会での野党共闘の強さこそ、国民のみなさんの大きな選択肢を示すことになるだろうと思っています。大義のために野党が結集する、その一員に私どももなれるように頑張ることを申し添えまして連帯とお祝いのあいさつとします。


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