2019年12月30日(月)
KC130負担が拡大
岩国から沖縄へ飛来常態化
「沖縄の負担軽減」を口実に、同県宜野湾市の米海兵隊普天間基地から、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に移転したKC130空中給油機が頻繁に沖縄に飛来し、訓練することが常態化しています。
「本籍・岩国、現住所・普天間」ともいえる状況で、「負担軽減」どころか、沖縄や岩国で騒音被害をもたらし、負担を拡大している実態が浮き彫りになっています。
防衛省沖縄防衛局の普天間基地での航空機離着陸状況調査(2017年4月~)によると、KC130の飛来は18年以降に急増。18年1、3、10月以外は19年11月まで毎月、離着陸を行っています。
一方、米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)での同調査でも、KC130は調査開始以来、32カ月連続で飛来。19年11月までで2439回(月平均約76回)の離着陸を行っています。
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