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2019年12月30日(月)

普天間基地 外来機の離着陸181回

11月 沖縄の負担増変わらず

 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)での外来機(他の基地に所属する米軍機)の11月の離着陸回数は181回でした。

 防衛省沖縄防衛局の集計で、2017年4月の調査開始以来最多だった19年8月(425回)から9月236回、10月234回と減少傾向にはありますが、11月も依然として200回近くの離着陸を記録。17~18年と比べても回数が多く、沖縄県の基地負担増の実態は変わりません。

 政府は、辺野古新基地建設の工期を9年3カ月に延長し、完成は少なくとも30年代以降になります。普天間基地の返還が辺野古新基地建設を前提としている限り、長期間にわたり危険が続くことになります。

 外来機と常駐機をあわせた全機種の離着陸回数は1257回と、前年同月比224回増(22%増)でした。

 米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への11月の外来機の離着陸回数は1041回。19年で最多の1622回だった10月に続き、1000回を超えました。

 機種別では、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機が、246回を記録した10月から、11月は89回。ステルス戦闘機F35Bも10月(47回)に引き続き飛来し、3回の離着陸を行っています。

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