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2019年12月24日(火)

「桜」疑惑 菅氏は究明に応じよ

神奈川2区市民団体が質問状

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(写真)会見する(右から)浅川、矢後の両氏=23日、神奈川県庁

 「アベ政治NO!神奈川2区市民連絡会」は23日、「桜を見る会」疑惑について、同選挙区選出議員の菅義偉官房長官に対して公開質問状を提出し、会見しました。

 質問は、(1)2019年度の全招待者とその推薦者の氏名とその理由(2)反社会的勢力の氏名と招待者とその理由(3)悪徳マルチ商法会社ジャパンライフの山口隆祥元会長の推薦者とその理由―の3点で、20年1月6日までの回答を求めています。また同会は、閉会中審査に応じて疑惑究明に全力を挙げるよう要請しました。

 会見で共同代表の浅川壽一(ひろかず)弁護士は、安倍首相や菅官房長官らの関係者が多く参加していることにふれ、「疑惑が事実であれば、財政法が禁じている税金の目的外支出にあたり、公的行事を利用した利益誘導や選挙利用でもあり、国政を私物化するものです。菅氏を選出している地元有権者として、真相解明を求めたい」と述べました。

 矢後保次事務局長は、地元を含め圧倒的多数の市民は、政府の説明に納得していないと強調。「公文書が廃棄され国会答弁も信用できない。この問題は民主主義の重大問題です。徹底的に究明してほしい」と訴えました。


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