2019年12月12日(木)
“カジノ 心配なことばかり”
住民投票へ 受任者登録次つぎ
横浜で宣伝
 （写真）カジノ誘致の是非を問う住民投票の受任者登録をする市民＝１１日、横浜市 |
「カジノ誘致反対横浜連絡会」は１１日、誘致候補の山下ふ頭がある中区の横浜市役所前で、カジノ誘致の是非を問う住民投票の署名を集める受任者登録を呼びかける宣伝を行いました。
１時間で２６人が受任者登録。現時点で受任者は１万人を超えています。
神奈川県保険医協会の藤田倫成さんは「カジノ誘致のためのインフラ整備には多額の費用がかかるうえ、もし収益を確保できなければカジノ事業者から損失補てんを求められ、お金が出ていくだけになる可能性もある」と訴えました。
受任者登録をした男性（６８）は「子どものころから住んでいて愛着のある町の治安が悪くなるのはいやだ」、２７歳の女性は「カジノができたら景観も損なわれる。中区は、そういう町ではない」と、それぞれ話しました。
６０代の女性は「子どもたちへの悪影響や、ギャンブル依存症の増加など、心配なことばかり」と、話しました。
宣伝には日本共産党横浜市議団（９人）が参加しました。
