2019年12月12日(木)
メーデー１００年意気高く
中央実行委が発足総会
 （写真）総会であいさつする小田川代表委員＝１０日、東京都内 |
来年５月１日に、東京・代々木公園で開く第９１回中央メーデー実行委員会の発足総会が１０日、東京都内で開かれました。
あいさつした小田川義和代表委員（全労連議長）は、「日本初開催から１００年目の記念すべきメーデーです。安倍改憲の動きに終止符を打ち、個人の尊厳を実現し、８時間働けば普通に暮らせる社会を目指す、意義を持ったメーデーを成功させよう」と述べました。
渡辺正道常任実行委員は、(1)９条改憲阻止、市民と野党共闘による安倍政権退陣(2)大幅賃上げと全国一律最賃制の実現、労働法制改悪反対(3)消費税減税と社会保障の拡充、生活の改善(4)震災復興・原発ゼロ、防災など「安全・安心な日本」(5)格差是正、社会的公正を求め世界の労働者と連帯する―メーデーにしようと提案しました。
職場や地域での組合員の拡大・強化に取り組もうと訴えました。
各労組や団体から、「８時間労働の原則を大切にし、教員への変形労働制導入阻止で広がった共同を広げていこう」「日米貿易協定阻止で若い母親にも広がった運動を力に、たたかいを続ける」などの発言がありました。
