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2019年12月6日(金)

「野党連合政権」準備を

市民連合 共闘発展へ意見交換会

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)はこのほど、東京都内で全国市民意見交換会を開きました。市民と野党の共闘について全国各地の情報を共有し、共闘の発展をめざしたものです。

 市民連合を代表して東京大学名誉教授の広渡清吾さんがあいさつしました。「2015年12月の結成から4年がたった。安倍自公政権に代わる市民と立憲野党の連合政権を追求してきたわけだが、今やその可能性うんぬんを議論する段階ではなく、具体的に計画し準備する段階に入っている」と強調。連合政権の展望を国民に明らかにし、共同の運動をさらに進める必要があるとのべました。

 法政大学教授の山口二郎さんが「政権交代と市民運動」と題して現在の政治状況を報告。福山真劫さんが「市民連合の取り組み経過と今後の取り組み案」についてのべました。7月の参院選で特徴的なたたかいをした各県が経験や取り組みを紹介しました。グループに分かれた意見交換では、参院選の総括、衆院選への体制整備・準備などが話し合われました。

 最後にあいさつした高田健さんは、「今の国会は安倍内閣の腐敗が露骨に表れている。今度の選挙ではこの安倍内閣を終わらせるというたたかいをしなければならない。必ず野党の共闘と市民連合との連携を大きく発展させて、安倍内閣に代わる希望のある政治勢力をつくりあげなければならない」と訴えました。


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