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2019年12月6日(金)

「桜」疑惑は詰んでいる 「逃げ切り」は許さない

志位委員長が会見

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=5日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は5日、国会内で記者会見し、臨時国会終盤の対応について問われ、「安倍晋三首相主催『桜を見る会』の私物化疑惑は膨らむ一方だ。安倍首相は、将棋で言えば、二重三重に詰んだ状態だ」「疑惑の徹底究明は国会に課せられた重要な責任であり、野党として、国会の会期の大幅延長を求め、疑惑の徹底究明を行っていく」と述べ、首相出席のもとで、予算委員会での集中審議を求めていくと表明しました。

 志位氏は、野党の追及によって、「『桜を見る会』を私物化し有権者を買収していたのではないかという疑惑、反社会的勢力やマルチ商法会社『ジャパンライフ』の会長の招待の問題、『前夜祭』をめぐる公職選挙法と政治資金規正法違反の疑い、国会における虚偽答弁、招待者名簿のデータの隠滅などさまざまな問題が噴き出しており、どの問題でも安倍首相は“詰んだ”状態だ」と指摘。

 「この問題には、安倍政治の本質的な特徴が凝縮して表れている。(1)国政の私物化、(2)それが明るみにでると虚偽答弁を行う、(3)つじつまを合わせるために資料を隠ぺいする。この3点セットが全部そろって、典型的な形で表れている」と強調しました。

 志位氏は、報道で自民党幹部は「逃げ切った」と発言し、公明党幹部は「逃げ勝った」と発言したことをあげ、「『逃げ』と自分でいっているということは、自分たちが悪事を働いたことを認める発言だ。『逃げ切り』を絶対許すわけにはいかない。日本の民主主義がかかった非常に重要な局面だ」と述べました。


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