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2019年12月3日(火)

一問一答の集中審議を

小池書記局長、逃げの答弁を批判

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=2日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は2日、国会内で記者会見し、同日の参院本会議で「桜を見る会」をめぐり、事実を突き付けて全面的にただした田村智子議員の質問に対する安倍晋三首相の答弁について「今までと同じフレーズを繰り返して逃げ回る、ひどい答弁だった。一国の総理として情けない」と批判し、さらなる追及のために予算委員会での集中審議が必要だと強調しました。

 小池氏は首相答弁について、マルチ商法大手のジャパンライフや反社会的勢力がなぜ招待されていたのかをめぐっては「個人情報なので回答は差し控える」、招待者名簿をなぜ廃棄したのかは「内閣府が遅滞なく廃棄する取り扱いだ」などと、何を聞いてもワンパターンの答えしか返ってこないと批判。質問と答弁のやりとりが1回だけの本会議質問にとどまらず、一問一答を重ねられる予算委員会での集中審議でさらなる追及が必要だと力を込め、「予算委員会に出席して説明できないのであれば、首相の資格はなく、総辞職すべきだ」と述べました。

 小池氏は、「ジャパンライフの山口隆祥会長(当時)への招待状が同社の宣伝に使われ、約7000人、約2000億円の深刻な被害を与えることに『桜を見る会』が利用されたという極めて看過できない事実が浮上している」と強調。公的行事を私物化して後援会員を大量に招待した事実上の買収行為という問題とともに、「野党の追及本部で取り組みを強め、引き続き徹底追及する」と表明しました。


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