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2019年11月30日(土)

環境守ろう 世界から声

対策求めグローバル気候マーチ

国内25都府県でも

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(写真)気候非常事態の宣言を求めて行進する「グローバル気候マーチ東京」の参加者=29日、東京都新宿区

 来月2日から始まる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25、スペイン・マドリード)を前に29日、気候変動の危機への緊急対策を求めて「グローバル気候マーチ」が日本や世界各地で一斉に取り組まれました。国際環境NGO「350.org Japan」によると、日本では25都府県で約2千人が参加。世界では今後、150カ国以上で3400以上の行動が予定されています。

 行動は、スウェーデンの高校生・環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(16)が毎週金曜日に始めた気候変動対策の強化を求める「学校ストライキ」に共感した世界中の若者が取り組む運動「未来のための金曜日」です。

 東京都新宿区の新宿中央公園では、制服姿の高校生や白クマの帽子をかぶった人、地球の着ぐるみを着た人など約600人が「石炭火力止めて地球へのおもてなし」など思い思いに書いた手作りのプラカードを持って参加し、いっぱいになりました。

 友人2人と参加した東京都新宿区の女性(18)は日本での火力発電所建設について「火力発電ではなく再生可能エネルギーに今こそ変えるべき」だときっぱり。同練馬区の男子高校生(17)は「日本や世界各地で豪雨や山火事など災害が多くなっている。世界規模での気候変動を考えると問題を後回しにはできない」と訴えました。

 参加者は「気候は変えず、自分が変わろう」と唱和しながら新宿区内を歩きました。

 日本共産党の伊藤岳参院議員と大山とも子都議が参加しました。


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