2019年11月26日(火)

国民運動団体の党グループ・支部のみなさんへ

第２８回党大会の成功、野党連合政権実現へ「党勢拡大大運動」目標の総達成を

１１月２５日　「大運動」推進本部

　政治が激動しています。高知県知事選挙では市民と野党の共闘が進化し、国会では「桜吹雪」が安倍政権を直撃しています。香港区議選で民主派が圧倒的に勝利し、この問題での安倍政権への対応に批判が強まっています。綱領一部改定案と二つの大会決議案が発表されてから１カ月もたたないうちに、現実政治を動かすという大きな生命力、威力を発揮しています。読了・討議を大いにすすめ、さらに練り上げるとともに、議案を血肉にして国民のなかに打って出て、党員拡大を根幹とした党勢拡大を、各分野の運動で広がった人たちのなかで大いに進めていきましょう。党グループ・支部のみなさんが、「二つの任務」の先頭に立ち、自らの目標の総達成に向けて、最大限の力を発揮することを訴えます。

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　この間のたたかいの発展、市民と野党の共闘の促進に、みなさんが所属する運動団体は大きな役割を発揮してきました。そして、日本共産党を除くという「壁」が崩壊し、市民と野党の共闘が発展するもとで、党にたいする見方に大きな変化が起こっています。切実な要求にもとづく運動団体のまわりで、党員拡大、「赤旗」読者拡大の条件と可能性が広がっています。

　暴走政治を繰り返してきた安倍政権の７年間、暮らしも営業も、民主主義も平和も壊され、バッシングや自己責任論が横行し、生きづらい社会に変えられてきたことを、みなさんは日々感じていることと思います。そのなかでも、多くの人々が日本の針路と自らの生き方を真剣に考え、模索しています。

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　要求や願いに寄り添って、「声を上げよう。政治はあなたのためにある」「政治を変える、自らの願いを実現するために日本共産党に入ろう」という呼びかけを大いに強めましょう。「私がなぜ日本共産党に入ったのか」「この分野になぜ日本共産党が必要なのか」など、双方向で対話を重ね、強く大きな党へ発展させましょう。今まで何度働きかけても入党されなかった人、新しい市民運動に参加してきた人の入党が相次いでいます。党綱領を多くの仲間、新しい友人にとどけ、もてる力を総発揮し、情勢にふさわしい党勢拡大の取り組みの先頭に立とうではありませんか。

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　日本共産党があらゆる分野で国民と深く結びつき、強大な組織をもって発展することは、野党連合政権を目指すうえで決定的な条件です。とりわけ労働者、若い世代を党に迎えることは焦眉の課題です。それは、野党連合政権を目指す上で党グループ・支部としての重要な任務であり、運動団体の運動の前進、組織の発展にとっても欠かせない課題です。

　来年１月に開催される第２８回党大会にむけ、野党連合政権を実現できる質量ともに大きな日本共産党へ、党グループ・支部のみなさんが、この１１月から総力を発揮することを心から訴えます。