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2019年11月26日(火)

全国革新懇が代表世話人会

高知知事選は野党共闘の大きな成果 総選挙に向け意気高く進もう

志位委員長が参加

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(写真)全国革新懇代表世話人会=25日、東京都内

 全国革新懇は25日、東京都内で代表世話人会を開き、高知県知事選(24日投開票)の成果と「桜を見る会」問題、香港デモをめぐる情勢と課題について討議を行い、「市民と野党の共闘」を発展させて総選挙に向かう意気込みが語られました。10月19、20両日の全国交流集会での感想を交流し、来年2月の福島シンポジウムについて協議しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。

 この間の情勢について、国会では安倍晋三首相主催の「桜を見る会」問題で、「会」を私物化し税金による買収疑惑をはじめ疑惑が膨らみ、25日に野党の「追及本部」が立ちあがり結束が強まっていると報告されました。

 高知県知事選は大きな成果として、立憲民主党の枝野幸男代表はじめ野党各党の党首ら元職含む55人の国会議員が応援し、衆院大阪12区補選から、「バトンリレーのように野党共闘が広がった」と強調。総選挙に向け、野党の幹事長・書記局長会談で候補者調整に加え、政権構想の討議推進が確認されたとし、「市民と野党の共闘」を意気高く進めようと表明されました。

 また香港デモに対する弾圧は重大な国際人権問題で、24日の香港区議選で民主派が議席の85%を獲得したことは「香港市民の勝利となり、審判が下された」と述べられました。

 改憲阻止をめぐり、与党による国民投票法改定案の採決見送りの報道について、「今国会で2閣僚の辞任、英語民間試験の導入延期、桜を見る会の中止表明に続く、4番目の勝利だ」と強調され、野党共闘が国会で大きな力を発揮していると述べられました。

 10月の全国交流集会については「市民と野党の共闘」の発展が語られ、野党連合政権の樹立に向けた革新懇の役割が浮き彫りになったと述べられました。


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