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2019年11月23日(土)

「桜を見る会」 追及チームが報告書

野党国対委員長に手渡す

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(写真)「桜を見る会」問題の追及チーム(右の4氏)から報告書を受け取る野党の国対委員長各氏。左から2人目は穀田国対委員長=22日、国会内

 野党の「総理主催『桜を見る会』追及チーム」は22日、これまでの調査で明らかになった疑惑の核心部分や今後追及すべき点について報告書をとりまとめ、日本共産党と、立憲民主党や国民民主党などの共同会派の国対委員長に手渡しました。

 「追及チーム」座長の黒岩宇洋衆院議員(立憲民主党)は、野党の追及で、安倍晋三首相や妻・昭恵氏が招待者を推薦していたことが明らかになったとして、桜を見る会の安倍首相による「私物化」が一つの論点になると指摘。前夜祭の会費5000円が適正だったのか、ホテルの値引きはなかったのかなど公職選挙法にかかわる疑惑など「論点は多岐にわたる」と強調。前夜祭が安倍晋三後援会主催だったことをあげ、政治資金収支報告書の不記載の問題など「さらに幅広く追及していきたい」と述べました。

 報告を受けた立民の安住淳国対委員長は記者会見で、週明けに「追及チーム」を格上げして立ち上げる「追及本部」には全野党・会派の70人を超える体制になったと紹介し、衆参両院の予算委員会での集中審議を改めて強く求めていくと表明。同本部で共通ビラをつくり全国で配布して「国民運動にしていきたい」と述べました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「世論を喚起して一丸となって追及していきたい」と述べました。


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