2019年11月20日(水)
点字の振替受払通知票郵送
来年4月以降も無料可能
ゆうちょ銀社長が本村議員に答弁
衆院総務委
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ゆうちょ銀行の池田憲人社長は19日の衆院総務委員会で、振り込みを知らせる点字の振替受払通知票の郵送について、「来年4月以降も引き続き無料で通知を受けることは可能だ」と述べ、無料サービスを継続すると述べました。日本共産党の本村伸子議員への答弁。
ゆうちょ銀行は、振替受払通知票を郵送するサービスを無料で行ってきましたが、来年度から有料化する動きが出ており、視覚障害者団体からは「手数料を取られたら運営が困難になる」などの声があがっていました。
本村氏は障害者団体の声を紹介し、「合理的配慮が必要だ」と述べ、来年4月からも振替受払通知票を無料のままにするよう求めました。また、点字郵便物などを無料とする第四種郵便を知らない郵便局員もいることをあげ、「ノルマなどのもうけ最優先になって合理的配慮は後景に追いやられてしまっているのではないか」とただしました。
日本郵政グループの長門正貢社長は「貴重な意見なので、きちんと対応できるようしていきたい」と答弁。「今後も障害を持つお客の意見に耳を傾け、商品・サービスの方法について検討していきたい。障害のあるお客への対応も大事なミッション(使命)だ」と述べました。