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2019年11月19日(火)

激戦の知事選終盤

高知の未来 松本候補に

野田元首相ら支援訴え

 終盤に入った高知県知事選(24日投票)で、激しく追い上げている野党統一の松本けんじ候補を知事に押し上げようと18日、元首相で「社会保障を立て直す国民会議」の野田佳彦代表、立憲民主党の蓮舫副代表と辻元清美幹事長代行、無所属の松原仁衆院議員が高知市の県庁前でそろって演説し、支援を訴えました。


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(写真)声援にこたえる(左から)蓮舫、辻元、松本、野田、松原、広田の各氏=18日、高知市

 冷たい雨の中、県庁前の歩道には多くの聴衆。松本候補と4氏が手を結んでアピールすると、「がんばれ」の声援とともに、拍手、指笛が鳴り響きました。

 野田氏は知事選について、安倍政権を倒すために野党が力を合わせていかなければならない大事なたたかいだと強調。「県の予算4600億円を県民の幸せのために、将来生まれてくる子どもたちのために使い、素晴らしい高知をつくっていこう。松本候補に高知の未来を託してもらいたい。高知を変えよう、高知から日本を変えよう」と訴えました。

 蓮舫氏は「豊かなところが豊かになり、若い人が集まる。中央のいうことを聞いていたらどんどん置き去りにされる。そういう県政は終わりにしてもらいたい。松本けんじさんに、その声を託していただきたい」と力説。辻元氏は「県民の知事を誕生させてもらうために、最終日に向けて周りに、松本けんじと広げてください」と呼びかけました。

 松原氏は「日本の国の新しいうねりを高知からつくっていかなければならない」と語りました。

 松本候補は「世代を超えて生き続けられる、『この集落は自分たちの代でおしまい』とあきらめなくていい県政はつくれる。その願いを松本けんじへと広げに広げて、いっしょにたたかってほしい」と訴えました。


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