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2019年11月19日(火)

「桜を見る会」私物化疑惑

首相発言 信用できぬ

志位委員長が会見で批判

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=18日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は18日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が同日の記者会見で安倍後援会主催「桜を見る会」前夜祭の会費などを示す明細書を「そうしたものはない」と述べていることについて、「都合の悪いものは何でも『ない』。それでやましいことがないと言っても誰も信用できない」と批判しました。

 志位氏は、安倍首相の発言について、「明細書もない、領収書もない、招待者の名簿は捨ててしまったと言う。それでやましいことはないといっても誰が信用できるのかということではないでしょうか」と批判しました。

 また、「前夜祭」は安倍後援会が主催しているわけであり、「政治資金収支報告書に記載がないという問題は、責任が免れない」と強調。「その上明細書もないということであれば、公職選挙法違反だったのかどうか、この重大な疑惑についてもまったく解消されません」と指摘しました。さらに、「証拠も示さずに、ぶら下がり記者会見みたいな形で、突然『問題ない』と話し、まともな記者会見もやらない、国会にも出てこないということでは、いよいよ疑惑が深刻になるということです」と述べました。

 志位氏は、「私たちは衆参予算委員会の集中審議をやって、その場で首相がきちんと説明すべきだと求めています。必要な資料は出すということをやって真相が明らかになる」と強調。「野党としては追及チームをさらに強化して進めることを確認しています。絶対にあいまいにできない問題であり、徹底的に追及して真相の究明、責任の追及をやっていきます」と表明しました。


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