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2019年11月6日(水)

創立100周年へ党建設豊かに

第二決議案 山下副委員長が結語

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(写真)第二決議案について結語をのべる山下芳生副委員長=5日、党本部

 山下芳生副委員長は党建設についての第二決議案の討論の結語を行い、総会の討論でも党内通信の視聴者にも「大変積極的に受け止められた」として以下の3点を述べました。

 第一は、党建設を第二決議案として独立して提案したことです。山下氏は「本気度を受け止めた」などの感想を紹介し、党大会で初めて党建設を独立の決議としたことは、いまが党建設で何としても後退から前進に転ずる歴史的時期にあるとの認識に立ってのことだが、全国で「歓迎され、自らの決意となっている」と述べました。

 第二は、決議案が党組織の現状をリアルに問題提起したことです。山下氏は、山村糸子静岡県委員長が自分たちの困難の「モヤモヤ」に対する「明確な回答」だと語ったことを紹介し、「困難を直視するとともに、それにたじろがず、変革者の立場で立ち向かうのが、わが党の真骨頂だ」と強調。そのうえで「危機もあるが、他方で党建設で前進できる客観的な条件も主体的な力もある。両面をつかんで危機打開のために中央委員会が先頭に立とう」と呼びかけました。

 第三は、決議案が前進への道を、この方向で一緒に探求・開拓していこうと呼びかけた内容がすでに始まっている新しい挑戦とかみ合っていることです。山下氏は四国、東京、神奈川の経験を紹介し、「わが党は開拓者の党。党づくりの改革・発展に挑戦しようとの呼びかけは、全党の同志に意欲的に受け止められるもの」だと語りました。

 山下氏は「採択されれば、いよいよ実践となる」と述べ、決議案第4章は、党建設の目標達成に向け「探求・開拓の大きな方向性を示したもの」だと指摘。東京と京都の経験・提案を紹介し「党大会をめざす実践の中で第4章をうんと豊かなものにしよう」と呼びかけ、「探求・開拓の豊かな成果を党大会で全面的に決議に反映させて、党創立100周年めざす党建設への新たな歩みを開始できるようにしよう」と力を込めました。


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