しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年11月5日(火)

激戦の福島県議選

いわきで命守る党2議席を

定数10 宮川・吉田候補訴え

10日投票

写真

(写真)街頭で訴える宮川候補=4日、福島県いわき市

写真

(写真)街頭から訴える吉田候補=3日、福島県いわき市

 台風19号で甚大な被害の出た福島県いわき市で、10日投票の県議選(定数10)がたたかわれています。12人が立候補し、3連休には与野党の党首が次々と駆け付けるなど、激戦となっています。

 公明党は「2倍革命」と称して初めて2人の候補を擁立。第一声で「共産党に2議席もいらない」と訴えるなど、共産党シフトを敷いて浮上を図る構えです。

 山口那津男代表は3日、JRいわき駅前で復興の名ですでに2300億円の巨費を投じた「イノベーション・コースト構想」を公明党大臣の提唱だと述べ、不要不急の大型開発をもちあげました。

 日本共産党は、2日に志位和夫委員長が、宮川えみ子候補と吉田えいさく候補の応援に駆け付けました。避難所の環境改善や公的支援の抜本的拡充、防災対策の強化などを訴え、大企業呼び込み型のイノベーションコースト構想をやめ、福祉と暮らし、防災に充てるべきだとよびかけました。

 宮川候補と自身の選挙事務所も床上浸水の被害を受けた吉田候補は、防災服姿で街頭でのまちかど演説会にのぞみ、集会所で災害問題をはじめ「なんでも質問、交流集会」を開催。共産党の2議席をひきつづき確保し、「命と暮らしをしっかり守る県政を」と訴え続けています。


pageup