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2019年10月19日(土)

辺野古 権限法案で再検証を

デニー知事 米両院議員と面談

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(写真)17日、ワシントンでガリエーゴ米下院議員と握手する沖縄県のデニー知事(左)(県提供)

 【ワシントン=池田晋】ワシントンを訪問中の沖縄県の玉城デニー知事は17日、連邦議会上下両院議員に対する要請行動を続け、この日は2020会計年度の国防権限法案の一本化に向けて作業している両院協議会の委員4氏を含む、上院議員1氏、下院議員4氏と面談しました。

 デニー知事はこれらの議員に対し、上院側で可決された権限法案で、インド太平洋地域における米軍配置の再検証を求める条文に沖縄が明記されていることをあげ、「特に辺野古新基地も(検証)対象に入れてほしい」と要請。軟弱地盤や活断層の問題、工事期間の大幅な遅れなどの現状も説明しました。

 面談した両院協議会の4氏は、マーシャ・ブラックバーン上院議員(共和党)、セス・モールトン(民主党)、ルーベン・ガリエーゴ(同)、ドン・ベーコン(共和党)の3下院議員。そのほか、グレゴリオ・サブラン下院議員本人と、ケイティ・ヒル、ロブ・ビショップ両下院議員の補佐官と面談しました。

 知事は面談後、両院協議会の委員に対し辺野古新基地に関する「精緻な調査、費用の検証など(の必要性)を直接面談して伝えられたことは大変意義があった」と語りました。


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