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2019年10月7日(月)

鉄路・病院を守ろう

北海道日高町 畠山氏が町長と懇談

 北海道地震(2018年9月6日発生)から1年1カ月。日本共産党の畠山和也前衆院議員・比例予定候補は4日、北海道日高町の大鷹千秋町長を訪ね、JR北海道が狙う路線廃止や病院統廃合問題で懇談しました。地震で震度6弱を観測した同町に党中央委員会の義援金を届けて以来の訪問です。

 JR日高本線は15年1月の高波で被災。放置されたまま、不通が続いています。

 護岸が流出していない鵡川(むかわ)―日高門別間を先行して運行再開するよう求めてきた大鷹町長。国が昨年7月、JR北に示した経営改善の監督命令が「日高線廃止の“御旗(みはた)”にされている。沿線首長が数十回、復旧を求めたにもかかわらず、国は応じなかった」と不満を隠しません。

 「JR北の経営問題を理由にせず、災害復旧を優先すべきです」と畠山氏。「国は、統廃合の対象となる公立・公的病院を公表しました。交通や医療など地方で生活していくためのインフラを次々切り捨てようとしています」と批判しました。

 大鷹町長は、町立門別国保病院も対象とされたことに「相談もなく突然の公表。地方の公立病院に一律に、(がんや心疾患の)先進医療を物差しとして当てはめるのは間違いだ」と指摘しました。

 畠山氏は「地方で苦労されている方々の声を国政に届け、政治を変えるために力を尽くします」と表明しました。真壁悦夫党町議が同席しました。


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