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2019年9月29日(日)

肢体障害福祉 豊かに

横浜・全国集会 「65歳問題」運動交流

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(写真)全体会で基調報告する渡辺覚事務局長=28日、横浜市

 「憲法を暮らしに生かそう!すべてのひとの基本的人権の保障を!」をテーマに第20回肢体障害者全国交流集会が28日、横浜市で開かれ、全国から120人が参加しました。29日までの日程。同実行委員会と全国肢体障害者団体連絡協議会(全国肢障協)が主催し、神奈川県や横浜市などが後援しました。

 開会にあたり、まえだ豊実行委員長、三橋恒夫・全国肢障協会長があいさつ。障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の中内福成さんらが来賓あいさつしました。

 2年間の運動の成果として、65歳で障害福祉制度から介護保険に移行させられ必要なサービスが受けられなくなる「65歳問題」の岡山地裁・高裁の勝利判決について口々に語られました。勝利判決以降、大阪市や名古屋市では介護保険に移行せず、障害福祉制度を継続させている報告がありました。

 基調報告した渡辺覚(さとる)全国肢障協事務局長は、福祉予算の低さや消費税増税、改憲を進める安倍政権を批判。「特定の世代や分野を超えた全世代型社会保障の拡充が必要」と訴えました。

 全体会後は五つの分科会で交流しました。「65歳問題」を交流する第2分科会では、障害福祉制度を継続させた経験のほか、岡山地裁で勝利した浅田達雄さんが発言しました。


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