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2019年9月29日(日)

改憲策動葬る運動を

憲法共同センターが総会

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(写真)憲法共同センターの総会であいさつする新日本婦人の会の笠井会長=27日、東京都内

 「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」(憲法共同センター)は27日、東京都内で総会を開き、安倍改憲を阻止する運動を新たな構えでたたかうことを確認しました。

 開会あいさつした新日本婦人の会の笠井貴美代会長は、参院選で改憲勢力を3分の2割れに追い込んだことを強調。憲法共同センターを設立し、幅広い団体と総がかり行動実行委員会をつくって共同の輪を広げてきた成果だとして、安倍改憲阻止、野党連合政権に向けて新たなたたかいを呼びかけました。

 国会情勢を報告した日本共産党の山添拓参院議員は、安倍首相が改憲へ執念を示していることを指摘。野党の13項目の共通政策の第一が改憲阻止であり、これを野党連合政権の柱にすえるような本気のたたかいが必要だと呼びかけました。

 議案を提案した全労連の竹下武常任幹事は、改憲策動に決着をつけるため総がかり行動実行委員会や市民連合などに結集し、総選挙勝利に向けて野党共闘の構築、政権構想を含めた政策合意に力を尽くそうと強調。安倍9条改憲阻止の署名運動をさらに広げていこうと訴えました。

 選択的夫婦別姓、LGBT(性的少数者)の権利保障、消費税10%反対など憲法の先駆性を生かして国民の多様な運動を広げようと呼びかけました。

 渡辺治一橋大学名誉教授が「参院選結果と安倍改憲阻止闘争」と題して講演しました。

 岩手の代表は「戦争法廃止の運動が参院選や知事選勝利の力になった」と発言。埼玉の代表も、市民と野党の共闘で知事選に勝利したと語りました。


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