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2019年9月12日(木)

「性的合意」を刑法に

フラワーデモ 伊藤詩織さんら訴え

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(写真)性暴力を許さないと集まったフラワーデモの参加者。発言するのは伊藤詩織さん=11日、東京都千代田区

 今年3月に続いた性暴力犯罪の無罪判決に抗議し、刑法改正や被害者に寄り添う社会づくりを求めるフラワーデモが11日夜、全国各地で開催されました。新たに青森や佐賀など、21都道府県で呼びかけがありました。

 東京駅前の広場にも、色とりどりの花束を手にした約200人が集まりました。呼びかけ人のひとり、北原みのりさんの「被害者がおびえずに生きられるよう、社会を変える世論をつくっていこう」とのメッセージが読み上げられました。

 元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から性的暴行をされたと訴えているジャーナリストの伊藤詩織さんが、被害を受けたときの服を身に着けてスピーチ。どんな服を着ていても、どんな場所にいっても、それは性的合意が成立しているわけではないと訴え。「どれぐらい抵抗したのかを問題にする日本の刑法を、性的合意があったことを加害者に証明させる方向へ変えていこう」と語り、「性的合意」の重要性を広める「#私がそれを着たいから」をネットで広めていこうと呼びかけました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員、池内さおり前衆院議員が参加しました。


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