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2019年8月29日(木)

岩手知事選 たっそ氏勝利を

国政4野党代表そろい踏み 志位委員長が訴え

 自民・公明が推す新人との一騎打ちで大激戦となっている岩手県知事選(9月8日投票)で、国政4野党・県政与党が推薦する現職の、たっそ拓也候補の勝利を何としても勝ち取ろうと、国政野党の代表らがそろい踏みした大街頭演説が28日、盛岡市の県庁前で行われました。日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、社民党の福島瑞穂副党首、たっそ選対本部最高顧問の小沢一郎衆院議員が、たっそ候補の勝利を訴えてアピールすると、雨の中、詰めかけた聴衆から盛大な拍手が湧き起こりました。


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(写真)たっそ知事候補(右から3人目)と共にがんばろうを三唱する4野党代表ら=28日、盛岡市

 たっそ候補は「震災を経験した岩手県として、すべての県民を幸せにできる県を目標にしなければならない。引き続き復興事業に取り組み、ハード事業を早期に完了させ、ソフト事業で、被災者の健康の支援、生活の支援、事業者の生業(なりわい)再建の支援が必要だ」と強調し、4選にむけた決意を表明しました。

 志位氏は「岩手県は市民と野党の共闘の発祥の地の一つ」と述べ、たっそ候補が共闘発展の先頭にたってきたことへの敬意を表明。「共闘の力を存分に発揮して4回目の勝利を勝ち取ろう」と訴えました。さらに、「たっそ県政は、医療費と介護保険利用料の減免措置を続けるなど、被災者の苦しみに心を寄せ、被災者の生活と生業の再建を最優先において復興を進めてきた」と強調。安倍政権による支援の縮小・打ち切りの動きがあるだけに、「憲法13条の『幸福追求権』を復興の大原則にすえて先駆的とりくみを行ってきた、たっそ県政を守り発展させましょう」と力を込めました。

 枝野氏は「暮らし、地域の事情に寄り添って、地域から声をあげていく。時には国がおかしいと動かしていく。そういう政治を進めてきたのが、たっそさんだ」と紹介。玉木氏は「たっそさんは弱い人の立場に寄り添う、政治家にとって最も大切な資質をもっている。光の届かないところに光をあてる政治がいまこそ必要だ」と訴えました。

 福島氏は「たっそ知事は、幸福を守り育てる『希望郷(きょう)いわて』をつくり、県民が幸福を実感できる県政をつくろうとがんばってきた」と強調。小沢氏は「各党代表から力強い支援のあいさつがあった。これほどうれしいことはない。勇気百倍。これからもがんばりたい。そして県議選で、たっそ県政を支える議員を一人でも多く送り出さないといけない。知事選・県議選で当選していこう」と呼びかけました。

 たっそ選対本部長の木戸口英司参院議員が司会し、選対本部長代行の横沢高徳参院議員の音頭でガンバローを三唱しました。


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