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2019年8月23日(金)

朝鮮半島の平和構築へ

婦団連が女性のつどい

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(写真)あいさつする柴田婦団連会長=21日、東京都内

 日本婦人団体連合会(婦団連)は21日夜、1967年からの歴史をもつ「戦争はごめん 女性のつどい」を東京都内で開きました。

 柴田真佐子会長が、主催者あいさつ。7月の参院選について、ジェンダー平等を共通政策の一つに掲げた「市民と野党の共闘」が大きな力となり、改憲勢力の3分の2議席確保を阻止したことは重要だと語りました。

 日韓関係を緊迫させ、「改憲議論を加速させる」と執念を示している安倍政権の動きについて、国会議員会館前でおこなわれた「19日行動」のスローガンでは「韓国敵視を煽(あお)るな、自衛隊はイランに行くな」が掲げられたと報告。「『3000万人署名』をはじめ、平和の運動をさらに広めていこう」と訴えました。

 日本AALA連帯委員会常任理事の高林敏之さんが「朝鮮半島の平和プロセスと日本」と題して講演。日本が朝鮮戦争に加担した歴史を学ぶ必要性を語り、現在も米軍横田基地に置かれている朝鮮「国連軍後方司令部」について解説しました。

 「この国連軍後方体制からの脱却なくして平和主義も日米安保条約の撤廃もありません。朝鮮戦争の歴史を知ることは、右翼ナショナリズムがあおる『嫌韓』や朝鮮人差別を容認する空気に対抗し、朝鮮半島の平和プロセスを後押しする力にもなる」と語りました。


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