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2019年8月20日(火)

低空飛行問題 米軍機の飛行高度解析

長野・佐久 井上、武田氏ら

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(写真)田口大奈良地域で大野氏(前列左から4人目)とともに調査する井上氏(同3人目)、武田氏(同5人目)と党市議団ら=19日、長野県佐久市

 東京・米軍横田基地所属のC130輸送機2機が長野県佐久地方上空を低空飛行した問題で、党佐久市議団(内藤祐子団長、3人)らでつくる「共産党長野県米軍機低空飛行調査団」(現地責任者・藤岡義英前県議)は19日、当日の米軍機の飛行高度を解析する調査に取り組みました。井上哲士、武田良介両参院議員が参加しました。

 C130輸送機は5月30日午後5時半すぎ、千曲川を沿うように佐久市の市街地上空を飛行しました。調査は市民が提供した飛行当時の画像を基に、低空飛行解析センターの大野智久氏の協力を得て、撮影された2カ所を視察しました。

 飛行当時、農作業をしていた複数の市民から「浅間山にぶつかると思った」と証言があった田口大奈良地域で、大野氏らは測量機器を活用して米軍機の高度を解析。結果の判明には日を要するとしつつ、大野氏は「当初の予測より低く飛んでいると思う」と見解を示しました。国道141号沿いの小荒地域も解析しました。

 調査団一行は同日、佐久市内で記者会見を開きました。内藤団長は「得られたデータは、市民の不安解消のために活用したい」と表明。井上参院議員は、複数箇所での精密な解析がされたと述べ「地方議会とも協力して、法律違反の低空飛行を国会で追及したい」と語りました。

 調査には茂木祐司・党県議団事務局長らが同行しました。


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