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2019年8月20日(火)

東アジア 対話で平和を

国会前行動 総がかり行動実行委

写真

(写真)「戦争反対、韓国敵視をあおるな」とコールする人たち=19日、衆院第2議員会館前

 総がかり行動実行委員会などは19日、安保法制(戦争法)の廃止や改憲阻止などを掲げる国会議員会館前行動を取り組みました。参院選が終わって初となる行動には1600人(主催者発表)が参加し、「憲法守れ」「東アジアに対話で平和を」と声を上げました。

 主催者あいさつした共同代表の高田健さんは「安倍政権は、参院選で改憲に必要な議席を確保することができませんでした。私たちの明確な勝利です」と強調。日韓関係の悪化をあおり、米国が呼びかけた有志連合に自衛隊を派遣しようとする安倍政権を、「日本の市民の責任として必ず退陣させよう」と力を込めました。

 さまざまな立場の市民が発言しました。東京大学名誉教授の和田春樹さんは、日韓関係を悪化させようとする安倍政権を批判し、「この方向は戦争の道です。私たちは許してはいけません」とのべました。

 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、立憲民主党の佐々木隆博衆院議員があいさつしました。

 山下氏は、「改憲勢力が3分の2を割り込ませるために、参院選で市民と野党の共闘が決定的な役割を果たしました」と指摘。衆院選へ向けて、政権構想などさらに野党共闘を発展させ、「改憲を断念させ、安倍政権にかわる新しい政治の扉をご一緒に開きましょう」と呼びかけました。

 東京都中央区から参加した男性(72)は、「野党がしっかり結束して改憲を阻止してほしい。私たちも、『憲法変えるな』と声を上げ続けます」と話しました。


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